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インプラント治療

Implant treatment

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インプラントとは?

歯科インプラントとは、人工歯根と呼ばれ、失ってしまった歯の部分の顎の骨に入れる人工の歯の根のことです。
このインプラントが、ある一定期間しますと顎の骨とくっつくので、その上に被せ物などを被せて、他の歯と同じように噛めるようになります。
現在の主流であるチタン製の歯根型インプラントは45年近くの歴史があり、その後、より確実で早く骨とくっつくインプラントが開発されています。

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当院のインプラント治療には次のような特徴があります。

信頼できるインプラントシステム

当院では30年以上の実績のある信頼できるストローマンインプラントシステムを用いています。

院内にCTを設置

インプラント治療を安全かつ確実に行なうために、全ての症例でCTによる三次元の診断を院内で行なっています。患者さんがわざわざCT撮影のために病院等に行く手間も省けます。

歯周病専門医が担当

インプラントの先進国であるアメリカでは、歯周病専門医がインプラントを入れることが多いのです。その理由として、インプラントの成功には歯周病をコントロールすることが重要であること、インプラントの手術には歯肉と骨を扱うのに長けている術者が行うこと、治療後のメインテナンスは歯肉の管理が重要であるということが挙げられます。

 

必要最小限を意識した工夫

状況にもよりますが、出来る限り、患者さんに苦痛を与えない為に、骨や歯茎の移植をしなくて済む方法、何度も手術をしなくてすむ方法、全ての失った歯にインプラントを入れなくて済む方法等を考えながら行なっています。

よくある質問

Implant FAQ

今までの治療とはどのように違うのでしょうか?

今まではたとえば一本歯を失うと、両隣の歯を削って被せるブリッジという方法が主流でしたが、インプラントによって両隣の歯は削らなくて済むようになります。
また、数本の歯を失ったとき、ブリッジだけでなく、入れ歯をしなければならない場合も、インプラントを入れることで、入れ歯を避けることができる場合があります。
さらに、入れ歯がどうしても安定しない場合にもインプラントを支えとすることで、安定することができます。

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インプラントは“さし歯”とは違うのでしょうか?

たまに患者さんから聞かれますが、“さし歯”と言うといかにも顎や歯茎に直接歯を埋めているようにイメージしている方もおられるようです。
しかしいわゆる“さし歯”とは根っこだけになってしまったご自分の歯に、芯棒を立てて被せる方法で、それに対しインプラントは歯そのものがなくなってしまった場合に、顎の骨に人工の歯の根を入れる方法ですので全く異なります。

顎の骨の中に入れると聞くとずいぶん痛そうですが?

インプラントには確かに手術が必要ですが、通常の歯の治療と同じように局所麻酔で出来ますので、手術中はほとんど痛みを感じません。
手術は、具体的には歯茎を開いて、顎の骨をインプラント専用のドリルで穴開けして、そこにネジのようになっているインプラントをねじ込んで行きます。 その後、歯茎を元通りに縫いつけます。手術の程度や患者さんの体質により、痛みや腫れがでることもありますが、通常1日から2日ほどで治ります。
術後の痛みは大抵の場合、それ程でなく、歯を抜いたときと同じ程度と考えていただければ良いと思います。当院では、なるべく必要最小限の手術にするように工夫し、手術も丁寧に行ない、患者さんに苦痛ができるだけないようにしています。

インプラントを入れた後にすぐに噛めるようになるのでしょうか?

いいえ、大抵の場合すぐに噛めるようにはなりません。 インプラントが骨とくっつくにはある程度の期間が必要です。
現在の形のインプラントが用いられるようになった時は6カ月ほど待つ必要がありましたが、現在ではインプラントの開発が進み、通常1~4カ月程度で噛めるようになっています。

治療費はどれくらい掛かるのでしょうか? 保険で出来ますか?

インプラント治療は自由診療ですので、保険ではできません。
当院では通常、CT撮影を含めた診査費用25,000円、インプラント1本350,000円〜400,000円(インプラント埋入手術と上部構造を含む)の費用が掛かります。
例えば歯が連続して3本ない場合、インプラントは3本入れる必要はありません。2本あれば十分であり、インプラントを土台としたブリッジで出来ますので800,000円〜900,000円となります。
治療の費用は状態によって異なりますし、骨や歯茎が足りない場合の骨移植術や歯肉移植術が必要な場合、別途、費用がかかることがあります。
「料金表」をご参考にしてください。

骨や歯茎が足りなくて出来ないこともあるのでしょうか?

骨量の少ない症例でも大抵の場合、骨の移植術や骨を増やす手術をすることでインプラントは可能になります。
しかし、著しく骨が失われている場合は、大掛かりな骨の移植術が必要であったり、インプラントそのものが難しい場合もあります。そのため、事前にCT等を用いた入念な診査が必要となります。

インプラント治療は誰でも受けられるのでしょうか?

16歳以下の方は顎の骨が成長途中ですので受けられません。全身疾患等で手術ができない場合を除いて、基本的には成人であれば誰でも出来ます。
しかし、糖尿病や高血圧等がある場合はそれらの疾患をコントロールする必要があります。また、歯周病がある場合は、口の中の衛生状態が悪く、インプラントが感染を起こす恐れがあるため、先に歯周病の治療をしていないとインプラントは入れられません。
その他、喫煙される方はインプラントの成功率が下がるという報告もありますので、出来る限り禁煙をされてから治療を受けることをお願いしています。

インプラントはどれくらい持つものなのですか?

成功率としては、インプラントの種類や調査にもよって多少のばらつきはありますが、チタン製のインプラントで、全くインプラントに影響を及ぼす因子がない状態ですと、およそ10年で90%以上と言われています。
当然10年以上持つということですが、それ以上は同じ環境で調査をするのが難しくデータがないということです。

インプラントを長持ちさせるにはどのようにすれば良いのでしょうか?

インプラントは一度、骨とくっつくと大変丈夫で半永久的に使えるものです。
しかし、口の中の手入れがしっかりしていないと、汚れがたまり、歯周病と同じ状態になり、インプラントと骨が剥がれてしまいます。また、人工物ですので、もし異常があったとしても分かりにくいのです。
そこで、毎日しっかりと歯磨きをすること、そして必ず定期健診を受けて、状態を確認してもらい、噛みあわせのチェックをしてもらえば、かなり長く使えると思います。

インプラント治療症例

当院が治療してきたインプラント治療症例の一部を紹介します